CPU内部の命令取り用バスとデータアクセス用バスを分離するハーバードアーキテクチャを用いる目的として、適切なものはどれか。
ア | CPU以外のバスマスターを使用可能にする。 |
イ | バスの信号本数を減らす |
ウ | プログラムの実行時間を短縮する |
エ | メモリの内容を保護する。 |
答え ウ
【解説】
ハーバードアーキテクチャでは命令取り用バスとデータアクセス用バスが異なるので、CPUはそれぞれのバスに対し同時にアクセス(読取り・書込み)を行うことができる。
対して同一バス上に命令用メモリとデータメモリがあるノイマン型アーキテクチャでは順番にメモリアクセスを行うため、結果としてハーバードアーキテクチャのCPUではプログラムの実行時間を短縮する(ウ)ことが期待できる。
【キーワード】
・ハーバードアーキテクチャ