平成21年 秋期 応用情報技術者 午前 問6
次の流れ図による処理を複数回実行した場合、途中に出現し得る実行順序はどれか。
ここで、二重線は並列処理の同期を表す。
ア |
B→A→B→A |
イ |
B→X→A→Y |
ウ |
X→B→A→Y |
エ |
Y→X→B→A |
答え イ
【解説】
問題の図から以下のことがわかる。
- A→BとX→Yのシーケンスがある。
- 同一のシーケンスが2回同期箇所を通ることはない(B→A→B→AやY→X→Y→X)
- X→Bの次は必ずYに、A→Yの次は必ずBになる。
この条件をみたすのは
B→X→A→Y(イ)である。
【キーワード】
・並列処理の同期
【キーワードの解説】
- 並列処理の同期
2つの処理シーケンスを実行するとき、同期の箇所まで処理が進んだ処理シーケンスは、他の処理シーケンスが同期箇所に来るまで待つ動作をすることである。
問題の図ではA→BのシーケンスでBが終わると、X→YのシーケンスのYが終わるのを待つ。
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