表計算ソフトを用いて社員コードのチェックデジットを検算する。
社員コードは3ケタの整数値で、最下位の1けたをチェックデジットとして利用しており、上位2けたの各けたの数を加算した値の1の位と同じ値が設定されている。
セルB2をセルB3〜B5に複写するとき、セルB2に入力する計算式のうち適切なものはどれか。
A | B | |
1 | 社員コード | チェックデジット |
2 | 370 | |
3 | 549 | |
4 | 538 | |
5 | 763 |
ア | 10 - 整数部(A2/100) + 剰余(整数部(A2/10), 10) |
イ | 剰余(10 - 整数部(A2/100) + 整数部(A2/10), 10) |
ウ | 剰余(整数部(A2/100) + 剰余(整数部(A2/10), 10), 10) |
エ | 整数部((整数部(A2/100) + 整数部(A2/10))/10) |
答え ウ
【解説】
チェックデジットの計算方法から社員コードの3けた目を取り出す計算式は、社員コードを100で割ってその商を求めればいいので
整数部(A2/100) …x とします。
になる。
社員コードの2けた目を取り出す計算式は、社員コードを10で割ってその商を求め、さらに10で割ってその余りを求めればいいので
剰余(整数部(A2/10), 10) …y とします。
になる。
チェックデジットは3けた目と2けた目の和の1けた目なので計算式は加算した値を10で割ってその余りを求めればいいので
剰余((x +y ), 10)
であり、これは
剰余((整数部(A2/100) + 剰余(整数部(A2/10), 10)), 10)
(ウ)になる。
【キーワード】
・表計算ソフト