スーパコンピュータの特徴として、適切なものはどれか。
ア | 処理装置内の演算器で一度に扱えるビット数を非常に大きくして、文字列処理の性能向上を図っている。 |
イ | 大容量の磁気ディスク装置と仮想記憶技術を用いることによって、非常に大きなメモリ空間を実現し、性能向上を図っている。 |
ウ | 動的に再構成可能なハードウェア演算器を多数用意し、実行する命令に応じて最適化することによって、性能向上を図っている。 |
エ | ベクトル命令を備えたプロセッサを数個〜数十個、又はマイクロプロセッサを数百〜数千個結合することによって、性能向上を図っている。 |
答え エ
【解説】
ア | 演算器(CPU)で扱えるビット数を大きくすることで、文字列処理の性能向上を図るようなことは行われていない。 コンピュータで処理に時間がかかるのは浮動小数点の演算であり、文字列処理は時間のかかる処理とはいえない。 |
イ | ファイルサーバの説明です。 大量のデータを格納し、複数のマシンからの要求に効率よく対応するために仮想記憶技術を使用し性能向上を図っています。 |
ウ | 動的再構成(dynamic reconfiguration)の説明です。 処理内容によってハードウェアの構成を組み替える事ができるため、少ないハードウェアリソースで大規模なシステムを構築することが可能になります。 |
エ | スーパコンピュータの説明です。 |
【キーワード】
・スーパコンピュータ