平成22年 春期 基本情報技術者 午前 問55

A社の会員登録処理では、次の形式のIDを発行している。
各年度末の発行済みID数の推移は表のとおりである。
今後もこの傾向が続くと仮定した場合、この形式によるIDは何年度に使い尽くすと予想されるか。
ここで、脱会した会員のIDは欠番として管理し、再利用は行わない。

[IDの形式]
 XXNNN(例:AZ059など)

[各年度における発行済みID数の推移]
年度 2006 2007 2008 2009
発行済みID(累積) 317,000 383,000 447,000 512,000

 ア  2010年度
 イ  2011年度
 ウ  2012年度
 エ  2013年度


答え ウ


解説
発行可能な会員IDの組合せは AA000〜ZZ999 で、その総数は、
 26×26×10×10×10=676,000
であり、発行可能な会員IDの総数と2009年度の累積発行済みID数から、発行可能なID数の残りは、
 676,000-512,000=164,000
である。

会員数の増加は2006年度-2007年度が66,000、2007年度-2008年度が64,000、2008年度-2009年度が65,000なので、平均して65,000である。

したがって、会員番号は164,000÷65,000≒2.5年後の2012年度(ウ)の途中で会員IDを使い尽くすことになる。


キーワード
・順列・組合せ

キーワードの解説

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