平成22年 春期 データベーススペシャリスト 午前II 問4

関係データベース上に実装するエンティティの主キーが複合キーであり、複合キーを構成している属性数が多すぎるので、少なくして扱いしやすくしたい。
この場合の対応として、適切なものはどれか。

 ア  複合キーを構成している属性のうち、エンティティの性格を最もよく表している属性を主キーとし、残りの属性を外部キーにする。
 イ  複合キーを構成している属性のうち、エンティティの性格を最もよく表している属性を主キーとし、残りの属性を代理キー(alternate key)にする。
 ウ  複合キーを連番などの代用のキー(surrogate key)に置き換え、複合キーを構成している属性を外部キーにする。
 エ  複合キーを連番などの代用のキー(surrogate key)に置き換え、複合キーを構成している属性を代理キー(alternate key)にする。


答え エ


解説

 ア  複合キーすべてが揃って主キーになっているので、一部を外部キーにすることはできません。
 イ  複合キーすべてが揃って主キーになっているので、一部を代理キーにすることはできません。
 ウ  複合キーを外部キーにすることが可能とは限りません。
 エ  複合キーを連番などの代用キーに置き換え、複合キーを代理キーにすることは可能です。


キーワード
・代用キー
・代理キー

キーワードの解説

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