IEEE 802.3-2005におけるイーサネットフレームのプリアンブルに関する記述として、適切なものはどれか。
ア | 同期用の信号として使うためにフレームの先頭に置かれる。 |
イ | フレーム内のデータ誤りを検出するためにフレームの最後に置かれる。 |
ウ | フレーム内のデータを取り出すためにデータの前後に置かれる。 |
エ | フレームの長さを調整するためにフレームの最後に置かれる。 |
答え ア
【解説】
IEEE 802.3-2005におけるイーサネットフレームの構造は
プリアンブル (7バイト) |
SFD (1バイト) |
あて先アドレス (6バイト) |
送信元アドレス (6バイト) |
長さ/タイプ (2バイト) |
データ/LLC (46〜1500バイト) |
FCS (4バイト) |
ア | 同期用の信号として使うためにフレームの先頭に置かれるのが、プリアンブルです。 |
イ | フレーム内のデータ誤りを検出するためにフレームの最後に置かれるのが、FCS(Frame Check Sequence)です。 |
ウ | フレーム内のデータを取り出すためにデータの前後に置かれるものはありません。 |
エ | データ部が46バイト未満の時に、フレームの長さを調整するためにフレームの最後に置かれるのは、パディングデータです。 |
【キーワード】
・IEEE 802.3