平成23年 春期 応用情報技術者 午前 問63

ある営業部員の1日の業務活動を分析した結果は、表のとおりである。
営業支援システムの導入によって訪問準備時間が1件あたり0.1時間短縮できる。
総業務時間と1件当たりの顧客訪問時間を変えずに、1日の顧客訪問件数を6件にするには、“その他業務時間”を何時間削減する必要があるか。

 ア  0.3
 イ  0.5
 ウ  0.7
 エ  1.0


答え ウ


解説
1件当たりの顧客訪問時間は
 5.0時間÷5件=1.0時間/件
である。また、1件当たりの訪問準備時間は
 1.5時間÷5件=0.3時間/件
で、この時間が営業支援システムの導入で1件当たり0.1時間短縮できたので、短縮後は
 0.3-0.1=0.2時間/件
であり、1日では顧客訪問件数が5件なので
 0.2時間/件×5件=1.0時間
である。
顧客訪問件数を6件にすると、顧客訪問時間と訪問準備時間が増えその時間はそれぞれ
・顧客訪問時間
 1.0時間/件×6件=6.0時間
・訪問準備時間
 0.2時間/件×6件=1.2時間
であり、1日の業務時間は
 6.0+1.2+1.5=8.7時間
になってしまう。
これを、8.0時間に収めるためには“その他の業務時間”を0.7時間(ウ)削減する必要がある。


キーワード
・営業支援システム

キーワードの解説

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