図の回線網における福岡・東京間の回線の稼働率はおよそ幾らか。
ここで、隣接するノード間の回線の稼働率は全て0.9とする。
ア | 0.81 |
イ | 0.88 |
ウ | 0.89 |
エ | 0.98 |
答え イ
【解説】
福岡−大阪間の稼働率は0.9である。(@)
大阪−東京間の稼働率は、大阪−東京間直接の回線と、名古屋経由の回線の並列になっているので、大阪−東京間直接の回線の稼働率0.9(A)と名古屋経由の回線の稼働率0.9×0.9(B)から求めると、
1-(1-A)×(1-B)=1-(1-0.9)×(1-0.81)=0.981(C)
になり、福岡−東京間は福岡−大阪間と大阪−東京間の直列なので
@×C=0.9×0.981=0.8829≒0.88
(イ)になる。
【キーワード】
・稼働率の計算