図1のように稼働率0.9の装置Aを2台並列に接続し、稼働率0.8の装置Bをその後に直列に接続したシステムがある。
このシステムを図2のように装置Aを1台にした場合、システムの稼働率は図1に比べて幾ら低下するか。
ここで、図1の装置Aはどちらか一方が稼働していれば正常稼働とみなす。
なお、稼働率は小数第3位を四捨五入した値とする。
図1 |
図2 |
ア | 0.07 |
イ | 0.09 |
ウ | 0.10 |
エ | 0.45 |
答え ア
【解説】
図1のシステムの稼働率を求めると、装置Aが並列に接続しているので
(1 - (1 - 0.9)2)×0.8 = 0.792≒0.79
になる。
図2のシステムの稼働率は
0.9×0.8 = 0.72
になる。
したがって、稼働率の差は0.79 - 0.72 = 0.07(ア)である。
【キーワード】
・稼働率の計算