連結貸借対照表作成に関する相殺消去について、適切なものはどれか。
ア | 持分法適用会社相互間の債券と債務は、相殺消去しなければならない。 |
イ | 持分法適用会社に対する投資は、当該会社の資産と相殺消去しなければならない。 |
ウ | 連結会社相互間の債券と債務は、相殺消去しなければならない。 |
エ | 連結会社相互間の売買取引に基づく棚卸資産の期末残高は、売上と相殺消去しなければならない。 |
答え ウ
【解説】
連結会社相互間の債権債務は、連結適用会社を単一の組織体としてみた場合は単なる内部取引により発生した債権債務であるため、親会社が支配従属関係にある2以上の会社からなる企業集団を単一の組織体とみなして企業集団全体の財政状態及び経営成績を総合的に報告するための連結決算書の作成にあたっては除外することを、相殺消去と呼びます。
【キーワード】
・貸借対照表