関係データベースを使い“社員”表と“部署”表を作成して社員情報を管理する。
“社員”表と“部署”表に、必要に応じて設定する主キーと外部キーの適切な組合せはどれか。
ここで、社員は必ず“部署”表に存在する部署に所属するものとし、社員データの追加や更新をするときには、参照制約を利用して整合性を確保するものとする。
社員
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部署
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主キー | 外部キー | |
ア | “社員”表の社員コード、“部署”表の部署コード | なし |
イ | “社員”表の社員コード、“部署”表の部署コード | “社員”表の部署コード |
ウ | “部署”表の部署コード | “社員”表の社員コード、“部署”表の部署コード |
エ | “社員”表の部署コード | “社員”表の社員コード、“部署”表の部署コード |
答え イ
【解説】
大企業になると従業員の数が多いため、同姓同名や同じ生年月日、同じ名称の部署が複数あるのは珍しくないので
これらを一意に特定するために、個々の従業員や部署にコードを割り振ります。
そのため、従業員や部署データを管理している関係データベースでも主キーとしては“社員”表の社員コード、“部署”表の部署コードを使用します。
問題の“社員”表と“部署”表では各社員の部署は“社員”表の部署コードをキーに“部署”表を参照するようになっているので、“社員”表の部署コードが外部キーになります。
【キーワード】
・主キー
・外部キー