エラー埋込み法による残存エラーの予測において、テストが十分に進んでいると仮定する。
このとき、当初の埋込みエラー数が48個、テスト期間中に発見されたエラーのうち、埋込みエラー数が36個、真のエラーが42個とすると、埋込みエラーを除く残存エラー数は幾つと推定されるか。
ア | 6 |
イ | 14 |
ウ | 54 |
エ | 56 |
答え イ
【解説】
エラーの埋込みを行ってからのテストにおいて、埋込みを行ったエラーが36個発見され真のエラーが42個であるから、埋込んだ48個のエラーのうち未発見の12個のエラーを発見するまで、真のエラーが同じ割合で発見されると考えると、真のエラーの数をx とすると、次の式が成り立つ。
36:42=12:x
これをとくと
x =14個
(イ)である。
※エラー埋込み法では、埋込んだエラーをすべて発見したところで、プログラム中のエラーは残っていないと判断します。
【キーワード】
・エラー埋込み法