平成26年 秋期 応用情報技術者 午前 問39

企業のDMZ上で1台のDNSサーバをインターネット公開用と社内用で共用している。
このDNSサーバが、DNSキャッシュポイズニングの被害を受けた結果、引き起こされ得る現象はどれか。

 ア  DNSサーバのハードディスク上のファイルに定義されたDNSサーバ名が書き換わり、外部から参照者が、DNSサーバに接続できなくなる。
 イ  DNSサーバのメモリ上にワームが常駐し、DNS参照元に対して不正プログラムを送り込む。
 ウ  社内の利用者が、インターネット上の特定のWebサーバを参照しようとすると、本来とは異なるWebサーバに誘導される。
 エ  社内の利用者間で送信された電子メールの宛先アドレスが書き換えられ、送受信ができなくなる。


答え ウ


解説

 ア  DNSキャッシュポイズニングでは、DNSサーバ名が書き換えられることはありません。
 イ  DNSキャッシュポイズニングでは、ワームやコンピュータウイルスは関与しません。
 ウ  DNSキャッシュポイズニングで発生する現象の記述です。
 エ  DNSキャッシュポイズニングでは、メールの誤送信は発生しますが、電子メールの宛先アドレスの書き換えは発生しません。


キーワード
・DNSキャッシュポイズニング

キーワードの解説

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