可変長サブネットマスクを利用できるルータを用いた図のネットワークにおいて、全てのセグメント間で通信可能としたい。
セグメントAに割り当てるサブネットワークアドレスとして、適切なものはどれか。
ここで、図中の各セグメントの件数は、上段がネットワークアドレス、下段がサブネットマスクを表す。
ネットワークアドレス | サブネットマスク | |
ア | 127.16.1.0 | 255.255.255.128 |
イ | 172.16.1.128 | 255.255.255.128 |
ウ | 172.16.1.128 | 255.255.255.192 |
エ | 172.16.1.192 | 255.255.255.192 |
答え ウ
【解説】
すべてのセグメント間で通信可能とするためには、各セグメントに割り当て可能なIPアドレスが重複しないようにする必要があり、セグメントB〜Dに割り当てられるIPアドレスは
セグメントB:172.16.1.32〜172.16.1.63
セグメントC:172.16.1.224〜172.16.1.227
セグメントD:172.16.1.64〜172.16.1.127
であり、各選択肢に割り当てられるIPアドレスは
ア:172.16.1.0〜172.16.1.127
イ:172.16.1.128〜172.16.1.255
ウ:172.16.1.128〜172.16.1.191
エ:172.16.1.192〜172.16.1.252
なので、セグメントAに割り当てれることのできるサブネットワークアドレスは
ネットワークアドレス | サブネットマスク | |
ウ | 172.16.1.128 | 255.255.255.192 |
【キーワード】
・サブネットマスク