PMBOKのプロジェクトスコープマネジメントにおいて、WBSの作成に用いるローリングウェーブ計画法の説明はどれか。
ア | WBSを補完するため、WBS要素ごとに詳細な作業の内容などを記述する。 |
イ | 過去に実施したプロジェクトのWBSをテンプレートとして、新たなWBSを作成する。 |
ウ | 将来実施されるサブプロジェクトについては、上位レベルのWBSにとどめておき、詳細が明確になってから、要素分解して詳細なWBSを作成する。 |
エ | プロジェクトの作業をより詳細化するために、WBSの最下位レベルの作業内容や要素成果物を定義する。 |
答え ウ
【解説】
ローリングウェーブ計画法(rolling wave planning)は、計画をだんだん細かくしていく計画技法のことで、プロジェクトの計画視点では、情報が限られていたり、要件の細部まで明確になっていないことが多く、WBSの作成が難しいことが多いので、計画を一気に作成するのではなく、最初はラフな計画でプロジェクトが進むにしたがい、詳細な計画を立てていくという技法です。
【キーワード】
・プロジェクトスコープ