平成27年 春期 システム監査技術者 午前II 問22

安全性と信頼性について、次の方針でプログラム設計を行う場合、その方針を表す用語はどれか。

[方針]
不特定多数の人が使用するプログラムには、自分だけが使用するプログラムに比べて、より多くのデータチェックの機能を組み込む。
プログラムが処理できるデータの前提条件を文書に書いておくだけでなく、その前提条件を満たしていないデータが実際に入力されたときは、エラーメッセージを表示して再入力を促すようにプログラムを作る。

 ア  フールプルーフ
 イ  フェールセーフ
 ウ  フェールソフト
 エ  フォールトトレラント


答え ア


解説

 ア  フールプルーフは、利用者の操作ミスを防ぐ仕組みです。
 イ  フェールセーフ(fail safe)とは、故障が発生したときに、あらかじめ指定された安全な状態にシステムを保つことです。
 ウ  フェールソフト(fail soft)は、故障が発生したときに、あらかじめ指定されている縮小した範囲のサービスを提供することです。
 エ  フォールトトレラント(fault tolerant)は、システムの構成機器の一部に障害が発生したときでも、正常に処理を行えるようにすることです。


キーワード
・フールプルーフ

キーワードの解説

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