安全性と信頼性について、次の方針でプログラム設計を行う場合、その方針を表す用語はどれか。
[方針]
不特定多数の人が使用するプログラムには、自分だけが使用するプログラムに比べて、より多くのデータチェックの機能を組み込む。
プログラムが処理できるデータの前提条件を文書に書いておくだけでなく、その前提条件を満たしていないデータが実際に入力されたときは、エラーメッセージを表示して再入力を促すようにプログラムを作る。
ア | フールプルーフ |
イ | フェールセーフ |
ウ | フェールソフト |
エ | フォールトトレラント |
答え ア
【解説】
ア | フールプルーフは、利用者の操作ミスを防ぐ仕組みです。 |
イ | フェールセーフ(fail safe)とは、故障が発生したときに、あらかじめ指定された安全な状態にシステムを保つことです。 |
ウ | フェールソフト(fail soft)は、故障が発生したときに、あらかじめ指定されている縮小した範囲のサービスを提供することです。 |
エ | フォールトトレラント(fault tolerant)は、システムの構成機器の一部に障害が発生したときでも、正常に処理を行えるようにすることです。 |
【キーワード】
・フールプルーフ