平成28年 秋期 応用情報技術者 午前 問70

技術経営における課題のうち、“死の谷”を説明したものはどれか。

 ア  コモディティ化が進んでいる分野で製品を開発しても、他社との差別化ができず、価値利益化ができない。
 イ  製品が市場に浸透していく過程において、実用性を重んじる顧客が受け入れず、より大きな市場を形成できない。
 ウ  先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難が立ちはだかっている。
 エ  プロジェクトのマネジメントが適切に行われないために、研究開発の現場に過大な負担を強いて、プロジェクトのメンバーが過酷な状態になり、失敗に向かってしまう。


答え ウ


解説

 ア  コモディティ化が進んでいる分野で製品を開発しても、他社との差別化ができず、価値利益化ができないのは“魔の川”です。
 イ  製品が市場に浸透していく過程において、実用性を重んじる顧客が受け入れず、より大きな市場を形成できないのは、“ダーウィンの海”です。
 ウ  先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難が立ちはだかっているのは、“死の谷”です。
 エ  プロジェクトのマネジメントが適切に行われないために、研究開発の現場に過大な負担を強いて、プロジェクトのメンバーが過酷な状態になり、失敗に向かってしまうのは、“死の行進”(デスマーチ)です。


キーワード
・死の谷

キーワードの解説

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