暗号に関連するデータのうち、次に示す処理で出力可能なものはどれか。
[処理] | |
(1) | カウンタを初期化する。 |
(2) | その時点に得た時刻データを共通鍵で暗号化する。 |
(3) | カウンタの値と(2)の結果のXORをとり、さらに共通鍵で暗号化する。 |
(4) | (3)の結果を出力する。 |
(5) | (3)の結果と(2)の結果のXORをとり、さらに共通健で暗号化する。 |
(6) | (5)の結果をカウンタの新しい値とする。 |
(7) | (4)の出力について、必要とする分の数を得るまで(2)〜(6)を繰り返す。 |
ア | 擬似乱数 |
イ | デジタル証明書 |
ウ | ハッシュ値 |
エ | メッセージ認証コード |
答え ア
【解説】
共通鍵暗号で暗号化されたデータは元のデータからは予測できないものになっていて、暗号化されたデータをさらに暗号化すると暗号化鍵が分からないと次のデータを推測することも困難なため、問題文の処理で得られるのは疑似乱数(ア)になります。
【キーワード】
・擬似乱数