クラウドサービスの導入事例のうち、データから新たな知見を抽出し、付加価値として提供しているものはどれか。
ア | 顧客データ管理システムのサーバリソースとして、クラウドサービスを活用することによって、新しいサーバの構築期間を、クラウドサービス導入前野約2か月間から1日に短縮した。 |
イ | 個々の自動車から得た位置情報とブレーキ作動情報をクラウドサービスを用いて蓄積し、急ブレーキが頻繁に踏まれる危険地点を分析し、その結果を運転者などに配信することによって、自己を未然に防止した。 |
ウ | 自社運用のメールサーバのアプリケーションとデータを、クラウドサービスに移行することによって、5年間のTCOを約半年分に削減した。 |
エ | 自社環境で働く情報システムに格納されたデータとソフトウェアを、クラウドサービスを用いてバックアップすることによって、事業継続性を担保した。 |
答え イ
【解説】
クラウドサービスの導入事例のうち、データから新たな知見を抽出し、付加価値として提供しているものは、個々の自動車から得た位置情報とブレーキ作動情報をクラウドサービスを用いて蓄積し、急ブレーキが頻繁に踏まれる危険地点を分析し、その結果を運転者などに配信することによって、自己を未然に防止した(イ)です。
IoT技術で自動車をインターネットに接続(コネクテッドカー)し、運転者の操作情報や走行データをクラウドデータとして収集し、分析することで可能になります。
【キーワード】
・データマイニング