SMTPに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | SMTPサーバは、SMTPクライアントのHELOコマンドに対して利用できる拡張機能の一覧を応答する。 |
イ | 宛先のメールアドレスが複数ある場合は、SMTPの一つのRCPTコマンドにまとめて指定する。 |
ウ | 差出人のメールアドレスは、SMTPのDATAコマンドに指定する。 |
エ | 迷惑メールの防止にのために、メールクライアントからの電子メール送信とメールサーバ間での電子メール転送とで、異なるポート番号を利用できる。 |
答え エ
【解説】
ア | SMTPサーバは、SMTPクライアントからのHELOコマンドを受信すると利用可能かを判断し、セッションを開始します。 (現在、HELOコマンドは使われることはあまりなく、代わりにEHLOコマンドが使われています。) |
イ | SMTPのRCPTコマンドは、メールを送信する受信者を指定するコマンドで、複数の送信先があるときは複数回使用できます。 |
ウ | SMTPのDATAコマンドは、メールのデータ(ヘッダーやメッセージ内容)を送るために使用します。 |
エ | 迷惑メールの防止にのために、メールクライアントからの電子メール送信では587番のTCPポートを、メールサーバ間での電子メール転送では25番のTCPポートを使用することが多いです。 |
【キーワード】
・SMTPの脆弱性