経済産業省が平成19年に策定した“システム管理基準 追補版(財務報告に係るIT統制ガイダンス)”では、IT統制をIT全社統制、IT全般統制及びIT業務処理統制に区分している。
IT統制のうち、IT業務処理統制に区分されるものはどれか。
ア | 運用管理ルールは、運用設計の基本原則に基づいて作成する。 |
イ | 購買データの入力が、入力管理ルールに基づいて漏れなく、重複なく、正確に行われることを確保する。 |
ウ | 年間のシステム運用計画を策定し、責任者が承認した上で、関係者に周知徹底する。 |
エ | プログラムのバックアップの範囲、方法及びタイミングについては、業務内容及び処理形態を考慮して決定するように定めたルールを策定する。 |
答え イ
【解説】
ア | 運用管理ルールは、運用設計の基本原則に基づいて作成するのは、IT全般統制です。 |
イ | 購買データの入力が、入力管理ルールに基づいて漏れなく、重複なく、正確に行われることを確保するのは、IT業務処理統制です。 |
ウ | 年間のシステム運用計画を策定し、責任者が承認した上で、関係者に周知徹底するは、IT全社統制です。 |
エ | プログラムのバックアップの範囲、方法及びタイミングについては、業務内容及び処理形態を考慮して決定するように定めたルールを策定するは、IT全般統制です。 |
【キーワード】
・IT統制