データセンターにおけるコールドアイルの説明として、適切なものはどれか。
ア | IT機器の冷却を妨げる熱気をラックの前面(吸気面)に回り込ませないための板であり、IT機器がマウントされていないラックの空き部分に取り付ける。 |
イ | 寒冷な外気をデータセンター内に直接導入してIT機器を冷却するときの、データセンターへの外気の吸い込み口である。 |
ウ | 空調機からの冷気とIT機器からの熱排気を分離するために、ラックの前面(吸気面)同士を対向配置したときの、ラックの前面同士に挟まれた冷気の通る部分である。 |
エ | 発熱量が多い特定の領域に対して、全体空調とは別に個別空調装置を設置するときの、個別空調用の冷媒を通すパイプである。 |
答え ウ
【解説】
コールドアイルは、空調機からの冷気とIT機器からの熱排気を分離するために、ラックの前面(吸気面)同士を対向配置したときの、ラックの前面同士に挟まれた冷気の通る部分です。
ホットアイルとコールドアイルをはっきり区分けすることにより、空調機を使って冷却した空気を効率よくIT機器に供給でき、サーバ室内の冷却効率が向上し、空調機が消費する電力の削減が期待できます。
【キーワード】
・ホット/コールドアイル