2019年 秋期 ITストラテジスト 午前II 問13
ファイブフォース分析において、企業の競争力に影響を与える五つの要因として、新規参入者の脅威、バイヤの交渉力、競争業者間の敵対関係、代替製品の脅威と、もう一つはどれか。
ア |
サプライヤの交渉力 |
イ |
自社製品の品質 |
ウ |
消費者の購買力 |
エ |
政府の規制 |
答え ア
【解説】
- 新規参入者の脅威
企業が属している市場の参入障壁が低ければ、その市場に同業者が多くなる可能性があり、これは競争が激化するため市場としての魅力を下げます。
- バイヤの交渉力
バイヤの交渉力が強いと、製品の売値が下がるため、市場の魅力を下げます。
- 競争業者間の敵対関係
市場内競争が激しいということはライバルも多く、市場としての魅力は低いということです。
- 代替え製品の脅威
代替品の存在は、既存品・既存サービスの存在価値を弱める可能性があり、市場の魅力を下げます。
- サプライヤの交渉力
サプライヤの交渉力が強いと、原材料の買値が上がるため、市場の魅力を下げます。
【キーワード】
・ファイブフォース分析
【キーワードの解説】
- ファイブフォース分析(five forces analysis、5つの競争要因)
企業の競争戦略を考える前提で外的要因を分析するときに使われるものです。
- 新規参入者の脅威
- バイヤの交渉力
- 競争業者間の敵対関係
- 代替え製品の脅威
- サプライヤの交渉力
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