あるプロジェクトのステークホルダとして、プロジェクトスポンサ、プロジェクトマネージャ、プロジェクトマネジメントオフィス及びプロジェクトマネジメントチームが存在する。
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、組織としての標準化、プロジェクトマネジメントの教育訓練、プロジェクトの計画及びプロジェクトの監視などの役割を主として担うのはどれか。
ア | プロジェクトスポンサ |
イ | プロジェクトマネージャ |
ウ | プロジェクトマネジメントオフィス |
エ | プロジェクトマネジメントチーム |
答え ウ
【解説】
JIS Q 21500は「プロジェクト管理の標準化」の国際規格であるISO 21500を日本語にしたもので、立上げ、計画、実行、コントロール、終結の5つのプロセスと、統合、ステークホルダ、スコープ、資源、時間、コスト、リスク、品質、調達、コミュニケーションの10個のサブジェクトグループからなる、39のプロセスを定義し、それぞれについて標準化を行っていて、組織としての標準化、プロジェクトマネジメントの教育訓練、プロジェクトの監視などの役割を主として担うのはプロジェクトマネジメントオフィス(ウ)です。
プロジェクトマネジメントオフィス(Project Management Office、PMO)は、プロジェクトのマネジメント支援を専門に行う部門で、プロジェクトマネジメント方式の標準化や研修などを通じての普及、実施中のプロジェクトの管理業務の支援、プロジェクト間の調整などを行います。
【キーワード】
・ステークホルダ