VLAN機能をもった1台のレイヤー3スイッチに複数のPCを接続している。
スイッチのポートをグループ化して複数のセグメントに分けると、スイッチのポートをセグメントを分けない場合に比べて、どのようなセキュリティ上の効果が得られるか。
ア | スイッチが、PCから送出されるICMPパケットを全て遮断するので、PC間のマルウェア感染のリスクを低減できる。 |
イ | スイッチが、PCからのブロードキャストパケットの到達範囲を制限するので、アドレス情報の不要な流出のリスクを低減できる。 |
ウ | スイッチが、PCのMACアドレスから接続可否を判別するので、PCの不正接続のリスクを低減できる。 |
エ | スイッチが、物理ポートごとに、決まったIPアドレスのPC接続だけを許可するので、PCの不正接続のリスクを低減できる。 |
答え イ
【解説】
レイヤー3スイッチでポートのグループ化を行い複数のセグメントにすると、それぞれのセグメントは異なったサブネット(ブロードキャストドメイン)になるので、スイッチが、PCからのブロードキャストパケットの到達範囲を制限するので、アドレス情報の不要な流出のリスクを低減できます。(イ)
【キーワード】
・L3スイッチ