ア | RSA暗号と比べて、短い鍵長で同レベルの安全性が実現できる。 |
イ | 共通鍵暗号方式であり、暗号化や復号の処理を高速に行うことができる。 |
ウ | 総当たりによる解読が不可能なことが、数学的に証明されている。 |
エ | データを秘匿する目的で用いる場合、復号鍵を秘密にしておく必要がない。 |
答え ア
【解説】
楕円曲線暗号は楕円曲線上の離散対数問題(EC-DLP)の困難性を安全性の根拠とする暗号で、RSA暗号などと比べて、同レベルの安全性をより短い鍵で実現でき、処理速度も速いことがメリットになります。(ア)
素因数分解の困難性を安全性の根拠とするRSAと同じように、根拠としている数学的な問題が解明された場合、安全性が崩壊するリスクがあります。
【キーワード】
・公開鍵暗号方式