平成18年 秋期 基本情報技術者 午前 問43

表は、あるプログラムの入力データを、有効同値クラスと無効同値クラスに分けたものである。
同値分割法によってテストケースを設計する場合、最小限のテストデータの組合せとして、適切なものはどれか。

同値クラス データ
無効同値クラス -2, -1.0
有効同値クラス 1, 2, 3, 4, 5
無効同値クラス 6, 7, 8

 ア  -2, 0, 1, 5, 6, 8
 イ  0, 1, 5, 6
 ウ  -1, 3, 6
 エ  1, 5


答え ウ


解説
問題では、有効同値クラスは1〜5までで、0以下と6以上が無効同値クラスなので、テストデータとしては0以下から1個、1〜5から1個、6以上から1個のデータを持っているものが答えになる。(ウ)
テストデータとして考えると、アは冗長ではあるので問題ないが、イやエだとテストデータとして不足していて、これだけしかテストをしない場合、テスト結果の確認で(レビュー時に)品質保証担当からクレームが来る。
テストデータ作成の考え方には他に「境界値分析」「デシジョンテーブル」などがあります。


キーワード
・同値分割法

キーワードの解説

戻る 一覧へ 次へ