平成18年 春期 基本情報技術者 午前 問33

工作機械をマイクロコンピュータで制御するときの処置のうち、フェールセーフを考慮したものはどれか。

 ア  異常動作の信号を検知したときは、自動的に停止するようにした。
 イ  機能ごとの部品を交換しやすくして、修復時間を極力短くした。
 ウ  部品の一部が故障しても、できるだけ停止しないで処理を続けるようにした。
 エ  万一に備えて、メーカーの保守担当部門とホットラインを設けた。


答え ア


解説

 ア  異常発生時に、自動的に停止処理を行うのはフェールセーフです。
 イ  部品を交換しやすくするのは、MTTRを短くする(稼働率を上げる)ための工夫です。
 ウ  故障時に性能を落としてもできるだけシステムを動作させるのは、フェールソフトの考え方です。
ハードディスクのミラーリングなどがフェールソフトの例です。
 エ  保守担当部門との連絡を着きやすくするのはMTTRを短くするための工夫です。


キーワード
・フェールセーフ

キーワードの解説

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