平成19年 春期 基本情報技術者 午前 問8

ある工場で大量に生産されている製品の重量の分布は、平均が5.2kg、標準偏差が0.1kgの正規分布であった。
5.0kg未満の製品は、社内検査で不合格とされる。
生産された製品の不合格品の割合は約何%か。

標準正規分布表
µ P
0.0 0.500
0.5 0.309
1.0 0.159
1.5 0.067
2.0 0.023
2.5 0.006
3.0 0.001

 ア  0.159
 イ  0.6
 ウ  2.3
 エ  6.7


答え ウ


解説
平均が5.2kg、標準偏差が0.1kg、不合格は5.0kg未満であるので、図の0が5.2kg、µが5.0kgのときのPの面積が求める値である。(図とは左右が違うが。)
不合格となるのは平均(5.2kg)不合格の閾値(5.0kg)=0.2kg で、標準偏差が0.1kgであるので、µの値を求めると
 0.1kg×µ=0.2kg
 µ=2
になり、標準偏差分布表のµが2.0のところのPが0.023であるので不合格品の割合は2.3%(ウ)になる。


キーワード
・正規分布
・標準偏差

キーワードの解説

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