電子メールでMIMEの機能を必要とする場合はどれか。
ア | あて先(To)フィールド中に日本語の文字を用いる。 |
イ | 本文中のURLをクリックするとブラウザがそのページを表示する。 |
ウ | 本文に日本語の文字を用いる。 |
エ | 本文の最後にシグネチャを自動的に付加する。 |
答え ア
【解説】
電子メールに添付された画像データなどのバイナリファイルはそのままでは送信できない。
そこで、バイナリファイルを一度テキスト文字に置き換えて送信し、受信側で逆の処理を行って、テキストからバイナリに戻している。
また、電子メールでは、すべて7ビットのJISコード(ISO-2022-JP)として送られるため、8ビットコードである“かな”や“漢字”(パソコンではShift-JISコード)をJISコードに変換する処理もMIMEが行っている。
ア | あて先(To)フィールドの日本語の変換もMIMEの機能である。 |
イ | メール本文中のURLをクリックしてブラウザがそのページを表示するのは、メールソフトとブラウザの機能である。 |
ウ | メール本文では日本語を表現できる規定なので、本文の日本語表示はMIMEではない。 |
エ | メール本文の最後にシグネチャを追加するのはメールソフトの機能である。 |
【キーワード】
・MIME