平成19年 秋期 ソフトウェア開発技術者 午前 問23

ページング方式の仮想記憶においてアドレスを変換する処理を順に並べたものはどれか。
ここで、処理A〜Fは次のとおりである。

 A:  アクセス対象の仮想記憶アドレスに対応するページテーブルの先頭アドレスを得る。
 B:  アクセス対象の主記憶アドレスに対応するページテーブルの先頭アドレスを得る。
 C:  ページテーブルを検索し、該当ページの状態を調べる。
 D:  ページ内変位を加えて、求める仮想記憶アドレスを得る。
 E:  ページ内変位を加えて、求める主記憶アドレスを得る。
 F:  ページフォールトならばページイン処理を行う。

 ア  A、C、E、F
 イ  A、C、F、E
 ウ  B、C、D、F
 エ  B、C、F、D


答え イ


解説
ページング方式のアドレス変換処理順序は

になり、これは
1  A:  アクセス対象の仮想記憶アドレスに対応するページテーブルの先頭アドレスを得る。
2  C: ページテーブルを検索し、該当ページの状態を調べる。
3  F: ページフォールトならばページイン処理を行う。
4  E: ページ内変位を加えて、求める主記憶アドレスを得る。
(イ)になります。


キーワード
・ページング方式

キーワードの解説

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