内部統制が有する固有の限界を示すものはどれか。
ア | 経営者による不正を発見する機能をもっていない。 |
イ | 担当者の権限逸脱を発見できない。 |
ウ | 特定者への権限集中に起因した不正を防止できない。 |
エ | リスク認識に基づく合理的な安全対策がなされない。 |
答え ア
【解説】
ア | 内部統制で組織内部でのチェック機構であるため、組織上位の経営層に対するチェック機能には限界があります。 |
イ | 各担当者の権限を明確に(文書化)し、チェックを行うことで権限逸脱は発見できます。 |
ウ | 各担当者の権限を明確に(文書化)することで、権限の集中を防ぐことができ、権限集中に起因する不正を防止できます。 |
エ | 内部統制では、組織内にあるリスクを抽出し、リスクを評価し、対策を行うので、合理的な安全対策が行えます。 |
【キーワード】
・内部統制