平成19年 春期 ソフトウェア開発技術者 午前 問20

データを分散して複数の磁気ディスクに書き込みことによって、データ入出力の高速化を図る方式はどれか。

 ア  ストライピング
 イ  スワッピング
 ウ  ディスクキャッシュ
 エ  ミラーリング


答え ア


解説

 ア  RAID 0の説明で、複数のディスクにデータを分散して格納することで、データアクセス時に複数のディスクにアクセスを同時に行うことで、アクセスの高速化を実現します。
(メモリインタリーブのディスク版と理解しましょう。)
 イ  仮想記憶において、主記憶を超えた容量のデータを扱うとき、使用頻度の低い主記憶上のデータを磁気ディスクに移して、主記憶の空き容量を作り出す技術です。
 ウ  主記憶と磁気ディスクの間に設置するメモリで、アクセス頻度の高い磁気ディスクのデータを格納し、CPUからのアクセス要求時にキャッシュメモリの内容を返すことで、磁気ディスクのアクセスを高速化できる。
 エ  RAID 1の説明で、同じデータを複数のディスクに格納することでディスク故障時のデータ消失を防止する。


キーワード
・RAID

キーワードの解説

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