DNSに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | インターネット上のDNSサーバは階層化されており、ある名前の問合せが解決できない場合は、上位のDNSサーバに問い合わせて結果を得ることができる。 |
イ | セカンダリサーバは、大規模なネットワークシステムにおいてプライマリサーバの負荷を軽減するために用いられ、プライマリサーバとは異なる内容のデータベースを保持している。 |
ウ | ネームリゾルバは、クライアントからの要求に対し、データベースを使用してドメイン名、ホスト名に対応するIPアドレスを返すプログラムである。 |
エ | リソースレコードにはそのレコードの型や通常使われる標準名、IPアドレスなどが保持されており、DNSサーバの構築時に登録され、更新することができない。 |
答え ア
【解説】
ア | 世界中のインターネットに接続するマシンのホスト名とIPアドレスを1台のサーバで集中管理することはアクセス集中し技術的に困難であるので、DNSサーバは階層構造になっている。 |
イ | セカンダリサーバはプライマリサーバが処理できない時のためにあり、保持しているデータはプライマリサーバと同じである。 |
ウ | ネームリゾルバは、DNSに問い合わせた結果をシステムの内部にキャッシュし、問い合わせを抑制するために用いられる。 |
エ | リソースレコードは手動で更新できる。 |
【キーワード】
・DNS