2020年 ITパスポート 問29

人間が行っていた定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットに代替させることによって、自動化や効率化を図る手段を表す用語として、最も適切なものはどれか。

 ア  ROA  イ  RPA  ウ  SFA  エ  SOA


答え イ


解説

 ア  ROA(Return On Asset、総資産利益率)は、企業が保有する総資産に対する収益性を示す指標です。
 イ  RPAは、人間が行っていた定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットに代替させることによって、自動化や効率化を実現します。
 ウ  SFA(Sales Force Automation、営業支援)は、営業活動にITを活用して営業の効率と品質を高め、売上・利益の大幅な増加や、顧客満足度の向上を目指す手法・概念です。
 エ  SOA(Service Oriented Architecture)は、情報システムをハードウェアやソフトウェアといった製品からの視点ではなくユーザーが利用するサービスという視点から構築していこうとする考え方です。


キーワード
・RPA

キーワードの解説
  • RPA(Robotic Process Automation、ロボットによる業務自動化)
    ホワイトカラーのデスクワーク(定型業務)を、コンピュータに組み込んだソフトウェア型のロボット(AIなど)によって代行や自動化する概念です。
    このソフトウェア型ロボットのことを、“デジタルレイバー”(Digital Labor)や“デジタルワーカー”(Digital Worker)、“仮想知的労働者”と呼びます。

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