2020年 ITパスポート 問69

ISMSの確立、実施、維持及び継続的改善における次の実施項目のうち、最初に行うものはどれか。

 ア  情報セキュリティリスクアセスメント
 イ  情報セキュリティリスク対応
 ウ  内部監査
 エ  利害関係者のニーズと期待の理解


答え エ


解説
ISMSでは

  1. 利害関係者のニーズと期待の理解
  2. 情報セキュリティリスクアセスメント
  3. 情報セキュリティリスク対応
  4. 内部監査
の順に行います。
最初に行うのはISMSで達成するべき目標地点(ゴール)を決めるための活動になります。


キーワード
・ISMS

キーワードの解説
  • ISMS(Information Security Management System、情報セキュリティマネジメントシステム)
    情報に関するセキュリティを管理するための仕組で国際的にはISO化され、日本でもJISで規定されています。
    ISMSでは、どういった情報資産があるかを洗い出し、その情報資産についてのリスク分析を行い、リスク対策をし、セキュリティを高めます。
    ISMSでは、情報資産の洗い出しから始まって、リスク分析、対策の検討実施、効果の確認、見直しをPDCA(plan-do-check-act)サイクルを回しながら行っていきます。

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