2020年 秋期 応用情報技術者 午前 問13

複数のサーバを用いて構築されたシステムに対するサーバコンソリデーションの説明として、適切なものはどれか。

 ア  各サーバに存在する複数の磁気ディスクを、特定のサーバから利用できるようにして、資源の有効活用を図る。
 イ  仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少なくすることによって、サーバ機器の管理コストを削減する。
 ウ  サーバのうちいずれかを監視専用に変更することによって、システム全体のセキュリティを強化する。
 エ  サーバの故障時に正常なサーバだけで瞬時にシステムを再構築し、サーバ数を減らしてでも運転を継続する。


答え イ


解説
企業のITシステムは数多くのサーバを使用して実現されており、年々増加するサーバの管理コストが負担となっている。このコスト削減のサーバコンソリデーションとしてサーバの統合を実現するため仮想化ソフトウェアを利用して論理的なサーバの台数は変えず、物理的なサーバを減らすことが行われています。


キーワード
・コンソリデーション

キーワードの解説
  • コンソリデーション(consolidation)
    合併、整理統合、合体、連結、強化などの意味をで、IT分野では情報システムを構成する機器(サーバ)やソフトウェアなどを整理、統合、集約などして、機能や性能を維持しながら規模や台数を削減することです。

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