2020年 秋期 応用情報技術者 午前 問62
共通フレーム2013によれば、企画プロセスで実施すべきものはどれか。
ア
市場、競合など事業環境を分析し、企業の情報戦略と事業目標の関係を明確にする。
イ
システムのライフサイクルの全期間を通じて、システムの利害関係者を識別する。
ウ
人間の能力及びスキルの限界を考慮して、利用者とシステムとの間の相互作用を識別する。
エ
利害関係者の要件が正確に表現されていることを、利害関係者とともに確立する。
答え ア
【
解説
】
ア
市場、競合など事業環境を分析し、企業の情報戦略と事業目標の関係を明確にするのは、企画プロセスで実施します。
イ
システムのライフサイクルの全期間を通じて、システムの利害関係者を識別するのは、要件定義プロセスで実施します。
ウ
人間の能力及びスキルの限界を考慮して、利用者とシステムとの間の相互作用を識別するのは、要件定義プロセスで実施します。
エ
利害関係者の要件が正確に表現されていることを、利害関係者とともに確立するのは、要件定義プロセスで実施します。
【
キーワード
】
・共通フレーム
【
キーワードの解説
】
共通フレーム(software life cycle process - Japan common frame、SLCP-JCF)
ソフトウェア、システム、サービスの構想から開発、運用、保守、廃棄に至るまでのライフサイクルを通じて必要な作業項目、役割などを包括的に定めた共通の枠組みです。
システム開発を委託する際などに、発注側と受注側の間に誤解が生じないように、汎用的な用語や各工程の内容(分類)について統一するために制定されました。
もっと、「共通フレーム」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ