クラウドサービスの利用手順を、“利用計画の策定”、“クラウド事業者の選定”、“クラウド事業者との契約締結”、“クラウド事業者の管理”、“サービスの利用終了”としたときに、“利用計画の策定”において、利用者が実施すべき事項はどれか。
ア
クラウドサービスの利用目的や、利用範囲、利用による期待効果を検討し、クラウドサービスに求める要件やクラウド事業者に求めるコントロール水準を定める。
イ
クラウド事業者がSLAなどを適切に遵守しているかをモニタリングし、また、自車で構築しているコントロールの有効性を確認し、改善の必要性を検討する。
ウ
クラウド事業者との間で調整不可となる諸事項につおては、自車による代替策を用意したうえで、クラウド事業者との間でコントロール水準をSLAなどで合意する。
エ
複数あるクラウド事業者のサービス内容を比較し、自車が求める要件及びコントロール水準が充足出来かどうかを判定する。
答え ア
【解説 】
ア
クラウドサービスの利用目的や、利用範囲、利用による期待効果を検討し、クラウドサービスに求める要件やクラウド事業者に求めるコントロール水準を定めるのは、“利用計画の策定”です。
イ
クラウド事業者がSLAなどを適切に遵守しているかをモニタリングし、また、自車で構築しているコントロールの有効性を確認し、改善の必要性を検討するのは、“クラウド事業者の管理”です。
ウ
クラウド事業者との間で調整不可となる諸事項につおては、自車による代替策を用意したうえで、クラウド事業者との間でコントロール水準をSLAなどで合意するのは、“クラウド事業者との契約締結”です。
エ
複数あるクラウド事業者のサービス内容を比較し、自車が求める要件及びコントロール水準が充足出来かどうかを判定するのは、“クラウド事業者の選定”です。
【キーワード 】
・クラウドコンピューティング
【キーワードの解説 】
クラウドコンピューティング(cloud computiing)
従来は利用者ごとに管理・利用していたようなソフトウェアやデータなどを、インターネットなどのネットワークを通じてサービスの形で必要に応じて利用する方式です。
ネットワークに接続したサーバに処理をさせるという考えは新しいものではなくASP(Application Service Provider)やSaas(Software as a Service)と同じ考えであるが、これらをより発展したものをクラウドコンピューティングと呼んでいます。
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