2020年 秋期 応用情報技術者 午前 問75

図は、定量発注方式を運用する際の費用と発注量の関係を示したものである。 図中のBを表しているものはどれか。 ここで、1回当たりの発注量をQ、q回当たりの発注費用をC、1単位当たりの年間保管費用をH、年間需要量をRとする。 また、選択肢ア〜エのそれぞれの関係式は成り立ってる。

 ア    イ  
 ウ    エ  


答え ア


解説
@は発注量が増えるのに比例して費用が増えているので、総費用(イ)になります。
Aは発注量が増えると費用が下がることから、年間発注費用(ウ)になります。
Bは総費用と年間発注量が一致した箇所なので、経済的発注量(ア)になります。
C発注量が増えるに従い費用が減少してから、経済的発注量を境に増加に転化してるので平均年間保管費用(エ)になります。


キーワード
・定量発注方式

キーワードの解説
  • 定量発注方式
    在庫量が前もって定められた水準(発注点)まで下がったとき、一定量(発注量)を発注する方式です。
    発注量が一定なので、需要の変化や使用量に応じて発注間隔が変わってきます。
    常備品や一般市販品のように需要がほぼ安定し、単価が安く使用量の多い小物類の発注に適しています。

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