関係データベースの表を設計する過程で、A表とB表が抽出された。
主キーはそれぞれ列aと列bである。
この二つの表の対応関係に基づいた表の設計に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
A表とB表の対応関係が1対1の場合、列aをB表に追加して外部キーとしてもよいし、列bをA表に追加して外部キーとしてもよい。 |
イ |
A表とB表の対応関係が1対多の場合、列bをA表に追加して外部キーとする。 |
ウ |
A表とB表の対応関係が多対多の場合、新しい表を作成し、その表に列aか列bのどちらかを外部キーとして設定する。 |
エ |
A表とB表の対応関係が多対多の場合、列aをB表に、列bをA表にそれぞれ追加して外部キーとする。 |
答え ア
【解説】
ア |
A表とB表の対応関係が1対1の場合、列aをB表に追加して外部キーとしたり、列bをA表に追加して外部キーとすることができます。 |
イ |
A表とB表の対応関係が1対多の場合、A表の行に複数のB表の行が対応しているので、列bをA表に追加して外部キーとすることはできません。 |
ウ |
A表とB表の対応関係が多対多の場合、新しい表を作成し、その表に列aか列bの両方を外部キーとして設定する必要があります。 |
エ |
A表とB表の対応関係が多対多の場合、列aをB表に、列bをA表にそれぞれ追加して外部キーとすることはできません。 |
【キーワード】
・外部キー
【キーワードの解説】
- 外部キー
データベースで、2つのテーブルの間で参照関係にあるときに、参照する側のテーブル内の、参照される側の変数のことを外部キーという。
外部キーは、参照する側から適宜アクセスが発生するため、参照される側で削除・修正を行うと整合が取れなくなってしまうため、整合性を保つための処理が考慮されている。
もっと、「外部キー」について調べてみよう。
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