リアルタイムOSにおけるコンテキストの使用方法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
アプリケーションタスクを、アプリケーションタスク共有のコンテキストで実行させる。 |
イ |
アプリケーションタスクを、カーネルのコンテキストで実行させる。 |
ウ |
カーネルを、アプリケーションタスクのコンテキストで実行させる。 |
エ |
割込み処理を、割込み処理ごとのコンテキストれ実行させる。 |
答え エ
【解説】
ア |
アプリケーションはそのアプリケーションに割り当てられたコンテキストで実行させます。 |
イ |
アプリケーションがOSのカーネルのコンテキストを使用することはありません。 |
ウ |
カーネルがアプリケーションのコンテキストを使用することはありません。 |
エ |
割込み処理は、割込み処理ごとのコンテキストで実行させます。 |
【キーワード】
・リアルタイムOS
・コンテキスト
【キーワードの解説】
- リアルタイムOS(Real Time OS、RTOS)
リアルタイムOSとは、事象(イベント)が発生したら、そのイベントに対応した処理を行うという、イベント・ドリブン(event driven)なプログラム実行制御を行うOSのこと。
リアルタイムOSとしては、µITRONやVxWorks、Symbianなどが有名。
- コンテキスト(context)
実行中のプログラムが処理内容を選択する際の判断の材料となる、プログラムの内部状態や置かれた状況、与えられた条件などのことです。
もっと、「コンテキスト」について調べてみよう。
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