2021年 秋期 応用情報技術者 午前 問36

IPv6において、拡張ヘッダを利用することによって実現できるセキュリティ機能はどれか。

 ア  URLフィルタリングィ機能  イ  暗号化通信機能
 ウ  情報漏えい検知機能  エ  マルウェア検疫機能


答え イ


解説
これまでのIPv4からIPv6への変更で最も大きな差はアドレス空間が32ビット(約42億個)から128ビット(約340澗個)という事実上無限大になったことであるが、このほかに拡張ヘッダを使用することでのIPsecのサポートがある。
IPsecは暗号化技術を用いた、IPパケット単位でのデータの暗号化や認証機能を持っている。


キーワード
・IP

キーワードの解説
  • IP(Internet Protocol)
    ISOが定めたネットワークの設計方針であるOSI基本参照モデルの第3層のネットワーク層に対応するプロトコル(通信規約)で、インターネットにおいて中心的な役割を持っている。
    現在、主に利用されているIPはIPv4であるが、IPv4の問題の解決のためIPv6が作られ、利用が始まっている。
    IPv4、IPv6のそれぞれのパケットのヘッダは以下のようになっています。
    • IPv4(Internet Protocol version 4)
      0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
      バージョン ヘッダ長 サービス種別 全長
      識別子 フラグ 断片位置
      生存時間 プロトコル チェックサム
      送信元アドレス
      宛先アドレス
      拡張情報

      データ


    • IPv6(Internet Protocol version 6)
      0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
      バージョン 優先度 フローラベル
      ペイロード長 後継ヘッダID ホップリミット
      送信元アドレス-1
      送信元アドレス-2
      送信元アドレス-3
      送信元アドレス-4
      宛先アドレス-1
      宛先アドレス-2
      宛先アドレス-3
      宛先アドレス-4
      拡張情報

      データ

      IPv4の最大の問題は、アドレス空間が32ビットなので、アドレスの不足が発生することです。

もっと、「IP」について調べてみよう。

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