2021年 秋期 システム監査技術者 午前 問8

システム監査基準(平成30年)における“十分かつ適切な監査証拠”を説明したものはどれか。

 ア  証拠としての質的十分性を備え、証拠の補完要件に適合し、かつ偽造されていないことが確認された証拠
 イ  証拠としての質的十分性を備え、法令及び組織の内部規制に適合し、かつ適切な方法によって入手された証拠
 ウ  証拠としての量的十分性を備え、システム管理基準に適合し、かつ情報システムから出力された証拠
 エ  証拠としての量的十分性を備え、確かめるべき事項に適合し、かつ証明力を備えた証拠


答え エ


解説
システム監査基準に“十分かつ適切な監査証拠”について「証拠としての量的十分性と、確かめるべき事項に適合しかつ証明力を備えた証拠」(エ)と書かれています。


キーワード
・システム監査基準

キーワードの解説
  • システム監査基準
    経済産業省により作成された情報システムを監査するための基準です。
    この基準には、情報システムが災害や不正なアクセス等の脅威などへの「安全性」、情報システムが期待したとおりの性能を発揮し、異常停止などの誤動作などへの「信頼性」、情報システムが期待通りの性能を発揮し、企業経営に適切に貢献しているかの「効率性」について監査し、その結果を経営層に助言、報告をし、改善状況を監視します。

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