ア |
S/MIMEを利用して電子メールを暗号化すると、全ての通信区間でメールを暗号化できるので受信者以外に内容を知られることを防ぐことが可能です。(〇) |
イ |
SSL/TLSを利用してプロバイダのメールサーバとの通信を暗号化すると、メールサーバとメールクライアント(PCやスマートフォン)間の通信データは暗号化できますが、メールサーバ間の通信データは平文なので受信者以外に内容を知られる恐れがあります。(×) |
ウ |
WPA2を利用して通信を暗号化すると、無線LANのアクセスポイントとPC(スマートフォン)間の通信データは暗号化できますが、メールサーバ間の通信データは平文なので受信者以外に内容を知られる恐れがあります。(×) |
エ |
パスワードで保護されたファイルを電子メールに添付して送信した後、別の電子メールでパスワードを相手に知らせると、両方のメールを盗み見ることで暗号化したファイルを復号できてしまうため、受信者以外に内容を知られる恐れがあります。(×)
日本では企業間のメールを使ったファイルのやり取りで広く使われている方法ですが、情報セキュリティとしては高い効果は期待できません。 |