特定のPCから重要情報を不正に入手するといった標的型攻撃に利用され、攻撃対象のPCに対して遠隔から操作を行って、ファイルの送受信やコマンドを実行させるものはどれか。
ア |
RAT |
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イ |
VPN |
ウ |
デバイスドライバ |
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エ |
ランサムウェア |
答え ア
【解説】
ア |
RATは、攻撃対象のPCに対して遠隔から操作を行って、ファイルの送受信やコマンドを実行させるものです。(〇) |
イ |
VPN(Virtual Private Network)は、公衆回線を経由してデータ通信するときに、公衆回線を仮想的に専用回線であるかのように利用するための技術です。(×) |
ウ |
デバイスドライバ(device driver)は、PC、周辺機器などに組み込んで、ハードウェアの基本的な制御を行うソフトウェアです。(×) |
エ |
ランサムウェア(ransomware)は、攻撃対象のPCのハードディスクに格納されたファイルを暗号化したり、システムを使用不可にしたりて、解除のために金銭を要求するマルウェア(悪意のソフトウェア)です。(×) |
【キーワード】
・RAT
【キーワードの解説】
- RAT(Remote Administration Tool、Remote Access Tool)
物理的に離れているにもかかわらず、あたかもそのシステムに直接的にアクセスしているかのように操作を行うことを可能にするソフトウェアのことです。
リモートデスクトップやリモート管理などもこういった機能を持ったソフトウエアになりますが、通常“RAT”と呼ぶのは不正な行為を行うものになります。
もっと、「RAT」について調べてみよう。
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