システム監査人が行う改善提案のフォローアップとして、適切なものはどれか。
ア |
改善提案に対する改善の実施を監査対象部門の長に指示する。 |
イ |
改善提案に対する監査対象部門の改善実施プロジェクトの管理を行う。 |
ウ |
改善提案に対する監査対象部門の改善状況をモニタリングする。 |
エ |
改善提案の内容を監査対象部門に示したうえで改善実施計画を策定する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
改善提案に対する改善の実施を監査対象部門の長に指示するのは、改善提案のフォローアップとして不適切です。(×) |
イ |
改善提案に対する監査対象部門の改善実施プロジェクトの管理を行うのは、改善提案のフォローアップとして不適切です。(×) |
ウ |
改善提案に対する監査対象部門の改善状況をモニタリングするのは、改善提案のフォローアップとして適切です。(〇) |
エ |
改善提案の内容を監査対象部門に示したうえで改善実施計画を策定するのは、改善提案のフォローアップとして不適切です。(×) |
【キーワード】
・改善提案のフォローアップ
【キーワードの解説】
- 改善提案のフォローアップ
システム監査は、監査報告書の作成と提出をもって終了するが、監査報告書に改善提案を記載した場合には、当該改善事項が適切かつ適時に実施されているかどうかを確かめておく必要があり、システム監査人は改善の実施そのものに責任をもつことはなく、改善の実施が適切であるかどうかをフォローアップし、システム監査の依頼者たる経営陣に報告します。
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