2021年 春期 ネットワークスペシャリスト 午前II 問25

ソフトウェアを保守するときなどに利用される技術であるリバースエンジニアリングに該当するものはどれか。

 ア  ソースプログラムを解析してプログラム仕様書を作る。
 イ  ソースプログラムを探索して修正箇所や影響度を調べる。
 ウ  ソースプログラムを見直して構造化されたプログラムに変換する。
 エ  ソースプログラムをわかりやすい表現に書き換える。


答え ア


解説

 ア  ソースプログラムを解析してプログラム仕様書を作るのは、リバースエンジニアリングです。(〇)
 イ  ソースプログラムを探索して修正箇所や影響度を調べるのは、ソースコード変更波及解析です。(×)
 ウ  ソースプログラムを見直して構造化されたプログラムに変換するのは、リファクタリング(refactoring)です。(×)
 エ  ソースプログラムをわかりやすい表現に書き換えるのは、リファクタリングです。(×)


キーワード
・リバースエンジニアリング

キーワードの解説
  • リバースエンジニアリング(reverse engineering)
    ソフトウェアやハードウェアを分解したり解析したりして、その仕組み、仕様、要素技術などを明らかにすることです。
    企業がライバル会社の製品に対して行うことが多いが、自社の製品で仕様書と製品の動作が異なっているときに、製品の動作から仕様書を修正する場合もある。
    他社製品に対しリバースエンジニアリングするときには、特許などの知的財産権に注意を払う必要がある。

もっと、「リバースエンジニアリング」について調べてみよう。

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