2021年 春期 システムアーキテクト 午前II 問7

あるプログラムについて、流れ図で示される部分に関するテストデータを、判定条件網羅(分岐網羅)によって設定する。 この場合のテストケースの組合せとして、適切なものはどれか。 ここで、( )で囲んだ部分は、一組みのテストケースを表す。

 ア  (A = 1, B = 1), (A = 7, B = 1)  イ  (A = 4, B = 0), (A = 8, B = 1)
 ウ  (A = 4, B = 1), (A = 6, B = 1)  エ  (A = 7, B = 1), (A = 1, B = 0)


答え ア


解説
判定条件網羅(分岐網羅)でテストを行うので、条件の条件は「A > 6 or B = 0」が真のときと偽の時のテストを行えばよい。
この条件が偽となるのは“A > 6”と“B = 0”が“or”なので、両方が偽の場合と、どちらかが真の時なのでこれを満たすデータの組みは(A = 1, B = 1), (A = 7, B = 1)(ア)です。


キーワード
・判定条件網羅(分岐網羅)
・複数条件網羅

キーワードの解説
  • 判定条件網羅(分岐網羅)
    プログラムの分岐箇所で、分岐方向のすべてのテストを行なう方法。
  • 複数条件網羅
    プログラムの分岐命令で、分岐条件のすべての組合せについてテストを行なう方法。

もっと、「判定条件網羅」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ